弔電のマナー

弔電は、本来通夜や葬儀に出席できないときに送るものです。
本当であれば弔問に出席して、ご遺族が悲しんでいるのを温かくいたわり、励ましの言葉をかけてあげるものですが、どうしても都合が悪く日程の調整などで通夜や告別式に出席すりことができないときは、弔電を打って哀悼の意を表わします。
弔電は、できるならば通夜の当日か、遅くても告別式が始まる前までに届くように手配します。
弔電の宛先名は、喪主の方になりますが、もし弔電の送り主がご遺族の友達であるなら、その友達宛てに弔電を送ってもよろしいです。
喪主(又は友達)の名前はフルネームで送りましょう。
また、弔電の送り先は、ご遺族のご自宅か葬儀を行う会場におくります。
弔電の差出人の名前は、どんな関係の誰からなのかがはっきりわかるように出します。
個人なのか、団体なのか、例えば「○○小学校○○組○○年卒業生」など詳しく書くとご遺族にとてもわかりやすいです。

>>本『言ってはいけない日本語』参考

弔電の打ち方

電話で弔電を打つ時は、メモ用紙に文章と送り先、喪主の方のお名前を書き出しておきます。
そしてダイヤル115に電話をかけます。
受付時間は午前8時から午後10時迄です。
午後7時以降に申込むと翌日の配達になるので、注意しまうしょう。
後はオペレーターの指示に従って、電文等を伝えれば終わりです。
NTTにインターネットで打つ時は、申し込みページからします。
東日本の申し込みページアドレスはhttp://www.ntt-east.co.jp/dmail/です。
西日本のアドレスはhttp://dmail.denpo-west.ne.jp/で、24時間受付していましす。
また、NTTドコモに限りますが、携帯からも弔電が打てます。
告別式に間に合わないのであれば、弔電ではなく、普通のお手紙でお悔やみを申し上げてもよいと思います。

>>葬儀・法要・マナーの詳細はこちら

弔電の文例・例文

NTTの「おくやみ電報」の文例を紹介いたします。
利用されるされる際は、「お悔やみの○○番」と言って申し込んで下さい。
文例の文章の一部を、違う言葉に変えることが出来ます。
そして文例の○○の部分には、固有名詞を入れて申し込んで下さい。
[7506] ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
[7513] ○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
[7522] ご尊父様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
[7531] ご母堂様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。
お悔やみ電報の台紙の代金は一例として、刺しゅう電報「悼花」なら、お悔やみ電報料プラス2,500円(消費税別)です。
おし花電報「衷心」なら、お悔やみ電報料プラス2,000円(消費税別)です。
おし花電報「香華」お線香添えなら、お悔やみ電報料プラス1,000円(消費税別)です。
弔電のマナーを守りご遺族を気遣い、気持ちのこもった弔電を送りたいものですね。

 




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